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犬家猫八のHPを作成・公開して、早や半年が過ぎた。
お恥ずかしい話、パソコンは持っていたもののインターネットにも繋いでいなかった。
周りの皆から、HPそろそろ作れば⇒もう作らないとまずいでしょ⇒早く作りなよ⇒いい加減作れば⇒とっとと作りやがれ~てな調子で、段々と私に対する口調も厳しくなってくる。
何だか肩身が狭い(肩幅は広いのだが)
私だって、心の中ではHPを作りたいと思っている。でもプロに頼むとそれなりに料金も高いと聞くし…
よっしゃ~私は一念発起し、かなり重い腰をどっこいしょと上げながら、一人ビッ○カメラへと向かったのだった。
こうなったら、自分の力で作ったるで~と意気込んではみたものの、何せパソコンの画面を見てるだけで目がチカチカしてくる私。
機械物が苦手な私が、HPを自分で作るなんて…今まで配線をしたことだって皆無に等しい。
そうだ、先ずはインターネットに繋ぐことが先決だ。周りを見渡し親切そうな店員さんを探す。店員さんに案内されるままに連れて行かれたのが、ヤフーのカウンターだった。
早速契約書に記入し、その後ソフト売り場へと移動する。店員さんが、無知な私に勧めてくれた初心者向けのHPビルダーとやらを購入した。
数日後に、ヤフーからモデムのセットが届く。配線は簡単だからご自分で出来ますよと言われていたので、取りあえず挑戦してみることに
説明書通りに配線していく。 おっ以外に簡単じゃないか~少々優越感に浸りながら無事作業を終えた。
その日から、戦いが始まった。分厚い説明書を片手に、少しずつページを作成していく。
訳の分からない用語ばかりが並び、早くも頭痛がしてくる。
そんな日々を送っていたある日のこと、国立駅近くに用事のあった私はバスで駅まで行くことにした。
国立駅までは、4つ目。朝の時間帯のせいかバスは結構込んでいた。
ずっと寝不足気味な毎日が続いたせいか、目が疲れていた私は吊り革につかまったまましばらく目を閉じていた。
すると突然近くで大きな声がした。「席代わりましょうかねえ」誰かに向かって問いかけているようだ。
私は目を開けて、その声の主を見た。
目の前に座っているのは、90歳に手が届きそうなおばあちゃんだった。
そのおばあちゃんが、大声で同じ言葉を繰り返す。
「席代わりましょうかねえ」
おばあちゃんの声があまりにも大きいので、多くの乗客はおばあちゃんに視線を向けている。
私もその一人だ。
うん?でもいったい誰に言ってるんだ? 私は両隣に立っている人を、ちらっちらっと確認してみた。
おばあちゃんが席を譲るような人は見当たらない。おばあちゃんの、その目は私に向いていたのだ。
私はおばあちゃんに向かって、私?と自分を指さしてみた。
おばあちゃんはうなずいた。
私は心の中でつぶやいた。「な、なんで、私?」
おばあちゃんがまた大声で言う。「だって眠そうだからさあ、何だか疲れてるみたいだよ。席代わってあげるよ」
皆の視線が、おばあちゃんから私に移ったのを感じた
私は周囲を気にしながら、心の優し~いおばあちゃんに「あ、ありがとうございます。でも大丈夫ですから」と小声でお礼を言った。
その時はすご~く恥ずかしくて、顔からが出そうだったが、何だか自分のおばあちゃんを思い出した。
おばあちゃん子だった私は、おばあちゃんが大好きだった。
今でもおばあちゃんが言ってくれた言葉を、大事に胸にしまってある。
こんな情けな~い出来事もあったが、一ヶ月ちょっとかかってどうにかこうにかHPが完成?した。
途中何度も戦いに敗れそうになったのだが…
出来上がってみると、やっぱりど素人のHPだ
こんなヘタなHPを人様にお見せしていいものか…
でもこの程度が、今の私には限界の様だ。
最近、HPを見てお越しくださったと言って下さるお客様が増えつつある。
こんなHPですが、見てくださって本当にありがとうございます!
今後もっと勉強して?少しづつ手直ししていきますので、どうぞしばらくはご勘弁を~
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